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一見したところオブジェ。
でも、これは椅子。
そして、鉄でできた椅子なんです。
作者の古屋菜々さんにお話を伺うと。。。
「鉄のさびる、重い、冷たいといった
イメージは誰もが持っているもの。
でもそれに縛られず
やわらかさやぬくもりといったものを
感じられるものにしたかったのです」
どのようにしてこのような形にいたったのですか?
「人が座る時に力が加わる点はどこか考え
そこからこの形を作りました。
さらに人間にとって骨盤の形が
重要だということに気づいたので
それを常に念頭において作りました」
驚いたのは「アイデアスケッチは鉄でしました」
というコメント。
「紙とペンでは、立体感や鉄の質感が掴めない。
だから最初から鉄と向き合って作ったんです」
ライトを受けて、
床に描かれる複雑なシャドーが奇麗です。
インテリアとしても存在感がありますね。
「鉄は魅力的なんです。
強度に優れてますし、小さな面積で
大きな力を支えることができるんです」
鉄の魅力を熱く語る古屋さん。
現代のへパイストスの手になる、
この有機的な椅子を見ていると
私にも、鉄がなんだかやわらかく体を
包み込んでくれるようなものに見えました。
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TOKYO DESIGNERS WEEK 2009のブログ
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