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パリで開催された「KANSEI-Japan Design Exhibition」のREPORT



本展示会の企画にあたってKEYに考えたのは展示会名と期間でした。

「感性」は、日本の歴史文化が創り出した日本固有のものであり、日本人の精神(スピリット)そのものと捉え、共催者である装飾美術館ベアトリス・サルモン館長のご賛同もいただき本展示会を、あえて日本語の「感性展」といたしました。
プロデューサーとしての最大の仕事といってもいいと思います。
10日間という非常に短い開催期間の条件のもと、この決定で私はこの「感性展」の成功を確信しました。

次にパリの人達にどのようにしたら「感性」を理解してもらい共感を得ることができるか。
その答えとして「感性の源流を遡りその本質に触れてもらう……」
1,000年前の1008年に発表されたひらがな文学の代表作である「源氏物語」をインスパイアしてつくった3Dによる歴史感性映像を中心に構成。
2008年のパリのご来場者と1008年の平安の人々が同居する不思議な空間創造が演出のネライでした。映像のストーリーは、一言で申しますと循環型社会、自然との共存。

歴史感性展示ではこの映像を中核に、「黄金色に光る感性の樹」「感性の空間・結界」「感性の花・いけばな」をご紹介しました。

現在感性プロダクト展示では、
日本の感性を
①表情(物の表情に宿る感性)
②動作(作り手や使い手の動作に宿る感性)
③心(人の心に宿る感性)
の3つに分類し、
「ひらがな文字」による12のWAKOTOBAで104点を編集展示しました。

「かげろう」「にしき」「きめ」「たたずまい」
「しつらえる」「しなる」「おる」「はぶく」
「もったい」「もてなし」「かろやか」「むすび」

また現在感性マイスター展示として

「印刷」「皮革」「染色」

以上、様々なアプローチで日本の物づくりの背景にある「感性」をプレゼンテーション
いたしました。

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「感性展」におきましてはDAに関係の深い方々のご協力をいただきました。

アートディレクション・ロゴマーク 浅葉克己さん(Design Association会長)
現在感性商品キュレーション 下川一哉さん、遠藤昇さん
会場構成 JTQ谷川淳司さん
映像・原作 チームラボ 猪子寿之さん&スタッフ
感性の空間・結界・セミナー 喜多俊之さん(Design Association前理事長)
感性の花・セミナー池坊美佳さん
感性の樹 廣瀬大祐さん
照明デザイナーの石井リーサ明理さん
乃村工藝社の皆様

最後に「感性展」の企画を採用され実施いただきました
経済産業省 製造産業局 デザイン・人間生活システム政策室の皆様
JETRO展示事業部 展示事業課, JETRO PARISの皆様
に深く感謝申し上げたいと思います。

おかげさまで会期中1万人を超えるご来場者があったと報告をいただきました。

Design Association理事長
川崎健二




2008年12月26日(Fri)16:58

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