Booth ID: 100-De-03

スカラバイク/SCARABIKE

いいデザインだから残していきたい、無駄なものを極限まで省いた自転車


国産ハンドメイドの自転車メーカーである株式会社スカラバイクは100% design Tokyo出展2年目だ。スカラバイク ? SCARABIKE ? の名前の由来はエジプトのスカラベ(フンころがし)。つまり転がすもの=自転車、という発想から生まれたものだ。華美な装飾をを極力省いたシンプルなデザインが売りだ。


「100% design Tokyoでは、感性の鋭い来場者が多く、質問も的確で、非常に良いプロモーション活動ができている」と語るSCARABIKE社長の小池洋成氏。

シンプルなデザインの自転車を商品としているだけに、展示ブースも余計なものは一切置かれていない。潔さすら感じる同社ブース内でSCARABIKE自転車のこだわりを語ってもらった。

これ以上、部品を省くと自転車として機能しないという、極限までパーツを削った、シンプル構造のSCARABIKEの自転車。30年ほど前によく出回っていたタイプで、量産に向かないという理由で市場から姿を消したのだそうだ。

SCARABIKE代表の小池氏は言う。

「一度は出回らなくなったタイプの自転車ですが、いいデザインだからずっと残していきたい。それが始まりでした。今の自転車は便利さばかり追求されて、実は使われていない余分な機能がいっぱいあるんです。でも自転車の原点は“こいで”“進む”の2つですよね。ですからSCARABIKEは、余計なものを極力省き、機能美を追求しました」

フレームは自社内で作られている。丈夫だが細いパイプは、作るのに手間がかかり、1台1台を職人がハンドメイドしているのだ。ペダルひとつをとっても、日本の職人による手作りで、全体のデザインの美しさもさることながら、パーツパーツの質の良さも注目に値する。

SCARABIKEの商品は現状で27インチのみ。バスケットやライトなどの付属品をつけることもでき、18色のカラーバリエーションの中から車体カラーと、ハンドルの種類を選んでカスタマイズすることができる。

その他、「sacer」「typhon」など、ファーブル昆虫記から虫の名前を探して命名したラインナップのほかに、背もたれ付きでバイクのようなフォルムの「butterfly」もあり。子ども用としては「bee」「bug」「ant」の3種が用意されている。

「泥除けもつけられますが、お勧めはしていません。自転車は雨の日に走るのは危ないですから」

自転車に対する深い愛情を感じるひと言だ。


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