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マーチェ・ドロスとフランソワ・ロンバーツが
工事現場を利用したモーテルを建築

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デザイナーのマーチェ・ドロスとフランソワ・ロンバーツは、アムステルダムの仮設工事の足場を利用して、建築現場を夏の間だけの臨時会議施設に変身させた。

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Motel Out of The Blue(突然出現したモーテル)と名づけられたこのプロジェクトは、工事現場スタッフの休暇を利用して、部分的に建設が終った建物の内部に設置されたものだ。 


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ここには会議室、講義ホール、ダイニングルーム、図書館、そして訪問者が泊まれる50室が含まれている。


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全ての家具は足場素材と厚板から作られた。



デザイナーたちが表現しようとしたのは、修道院の雰囲気である。


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Motel Out of The Blueはシンポジウムの開催場所としても使われ、「瞬間の都市生活」や「ホスピタリティ」「加速される歴史」といったトピックが討論された。


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以下はデザイナーたちからのメッセージである。


 


Motel Out of The Blue (突然出現したモーテル)

工事現場が仮ホテルと仮議事堂に変身。

 

工事途中のこのじめじめとした建設現場では、厳しい日々のルーティーンに従って生活する工事スタッフたちの姿が見られます。彼らは僧侶のように、ほとんどの日々を最小限の空間内で過ごし、質素な生活を送っているのです。


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夏休みになり、彼らがこの場所を去ると工事が中断されます。そしてこの空っぽになった工事現場がMotel Out of The Blueの会場となるのです。


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「ソリッド18」(アムステルダムで現在建設中の人工島、IJburgの中の住宅ブロック18)は、将来的にアクティビティ・センターとして活用される予定で、夏期限定の公共施設、居住空間、円形劇場としての利用が考えられています。その目的のために特別に設計されたこの施設は、ワークショップ、座談会、勉強会、パフォーマンスや舞台用の討論会のための空間も備えています。Motel Out of The Blueで話し合われるテーマは「インスタント・アーバニズム」「ホスピタリティ」そして「加速する歴史」などです。


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このシンポジウムのデザインにインスピレーションを与えたのは、ル・コルビジェ作の修道院「ラ・トゥーレット修道院」やドム・ハンス・ファン・デル・ラーンの「ファ―ルスの修道院」でした。ブロック18は、修道院のような簡易なコンクリート構造をしており、シンポジウム開催時は、会議室、講義室、寮、食堂、図書室が設置されます。施設は建築土台や粗い厚板を利用して作られました。修道院同様に、訪問者用の宿泊施設もあります。50室の小さな部屋は、最近建設されたばかりのIjburg全景の眺めと、内省のための空間を提供しています。


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この暫定的な内装のデザイナーはマーチェ・ドロスとフランソワ・ロンバーツです。共に、アイントホーフェン・デザイン・アカデミーの「Man and Public Space」学部を卒業し、特に公共空間に焦点をあてたデザイナーとして、また研究者として仕事をしてきました。Motel Out of The Blueのデザインは、建築現場の正式、非公式の両方の利用における緊張に満ちた関係と可能性、また利用者の基本的なニーズと快適性を探るものです。


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Motel Out of The Blueはザ・ブルーハウスと以下の機関の協力で開発されました。


ロケーティング・ザ・プロデューサーズ

Paul O'Neill博士率いる大学間の共同リサーチ・チーム

Situations at the University of the West of England(ブリストル)

ProjectBase(コンウォール)

Dartington College of Arts

University College Falmouth

ECREA (European Communication Research and Education Association)

Philosophy of Communication

The Art of Urban Intervention

< rotor > 

association for contemporary art (グラズ) 

University of J. E. Purkyne (ウスティナドラベム)

BLOK (Local Base for cultural refreshment、ザグレブ)

ザ・ブルーハウス (アムステルダム)

Institute of Contemporary Art Sofia and NABA ー New Academy of Fine Arts (ミラノ)


The Art of Urban Interventionはthe Cultural Programme of European Unionが援助しています。


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以下がシンポジウムに協賛してくれた企業、グループです。

Moes Bouwgroep/De Key - De Principaal and with the support of AFK/Mondriaan Stichting/Stichting DOEN and SNS REAAL Fonds. 

 

ザ・ブルーハウスのスポンサーは以下です。

de Alliantie/Prins Bernhard Cultuurfonds/Digitale Pioniers/Fonds BKVB/ECF/SKOR/Stadsdeel Zeeburg/VSB Fonds/Waterstad 3




投稿者/ローズ・エサリントン

翻訳者/ハートフル・ジャパン 武田浩美



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