
今週ドイツで開催されたフランクフルト・モーター・ショーで、フランスの自動車ブランド、ルノーが電気自動車のコンセプトカー数種類を発表した。
写真トップ:トゥイズィー ZE.
写真上: カングー ZE.
ルノーZEと名付けられたこのシリーズには、街乗り用、ハッチバック、セダン、そしてバンがある。

写真上:ゾエZE
車は3分で充電できるよう設計されている。

写真上:フルエンスZE
ルノーは、予備のバッテリーは家や仕事場に保管できるし、使用済みのバッテリーは修理工場で回収ができるとしている。

このシリーズの市販は2011年から開始される予定。

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ルノーからの情報は以下の通り。
ルノーが2011年から電気自動車の市販を開始
我々の考えでは、電気自動車は今日の環境問題、騒音や大気汚染問題を長期的視野にたって考えた場合の真の解決策です。技術革新によって我々は今や、電気自動車を手の届く価格で一般市場に提供できるところまで来ています。

加えて自動車の利用形態が変わったことで、車で外出するほとんどの場合において電気自動車は理想的な乗用車となってきています。現在、ヨーロッパ人の80%の一日の自動車での走行距離は60キロ以下です。

我々は早ければ2011年までに、全種類の電気自動車を一般車市場に投入する予定です。今回のフランクフルト・モーター・ショーで発表されたコンセプトカーの良さは、その実際の市販車において更に大きく結実するでしょう。カングーZ.E.コンセプトは軽量の商用車で、ビジネスに使われることを想定してデザインされており、2011年の9月1日から販売される予定です。

フルエンスZ.Eコンセプトは家族向けの電気自動車であり、まずイスラエルで先行販売され(2011年9月1日)、その後他国でも販売される予定です。2012年の中ごろまでには、全長4メートル以下5人乗りで通勤に最適のシティカー(ゾエZ.Eコンセプトに近い)を発表します。また2012年の第2四半期には、トゥイズィーZ.E. コンセプトに近いシティ・コミューターの新タイプを登場させます(運転席の後部にも座席があるタイプ)。

日常使用の新しい車
我々にとってもまた利用者にとっても、電気自動車は実用性と魅力の双方を備え、かつ安心して利用できる乗り物でなくてはなりません。我々は電気自動車は同等のディーゼルエンジン車と同じ小売価格で販売する予定です(レンタル用バッテリーは含まず)。電気代はガソリンより安いので(100Kmあたり1ユーロ)、同等の内燃ガソリン車に比べ走行費は大体20%ほど節約できます。

電気自動車は点検をあまり必要としないため、維持費は同等の内燃車の半分程度です。パフォーマンス面では、電気自動車はガソリン車やディーゼル車と同じです。加速について言えば、たとえば電気自動車は発車してすぐに馬力が出ます。電気自動車は家庭や駐車場に特別に設置された充電端末機や、バッテリーの急速交換所で簡単に充電できます。

写真上下ともに:トゥイズィーZE
電気自動車は現代社会が抱える問題の解決策となります。静かで、二酸化炭素や窒素化合物などの大気汚染粒子状物質をいっさい排出しない、環境に配慮した車だからです。

投稿者/サラ・ハウスリー
翻訳者/ハートフル・ジャパン 武田浩美
Dezeen.com オリジナル(英語)はこちら。

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