
Booth-generatorと呼ばれ[D3] Schools展示会の一環であるこのプロジェクトは、設置個所の情報をコンピューターでプログラム化することにより実現したもので、作品はブース自体に要求される性質と調和した最も理想的な構造になっている。

展示ブース内では、大学、制作に携わった学生、さらにこのインスタレーション完成までの過程に関する情報が公開されている。

詳しい情報はproject website.を参照。
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大学からのこのプロジェクトに関する詳しい情報は以下の通り。
IMM 2010のインスタレーションとして、私たちは条件(広さや向きなど)が限られた設置個所に、特定の展示に必要な空間と理想的な環境を備えたBooth-generatorを制作しました。

Rhinoscript/Visual Basicを利用したコンピュータープログラムのよって、これらの要素はデザイン構築過程の中で繰り返し処理や評価が行われ、展示ブースとして形が出来上がります。

学生たちにとって組み立てが容易であり、また解体後の処理がしやすい点を考慮して、私たちはハイテクなデザイン構築技術と、リサイクルが容易なローテク素材である「ビザの箱」という対照的な組み合わせを考案しました。ごくありふれた素材が少しずつ向きや形を変えながら積み上げられることで、美的感覚が強調されていくのです。

科学技術の可能性に対する魅力と、技術や費用を可能な限り抑えた構築過程が反映されている外観との間に、ある種の特異な緊張感が起こります。

変形した壁は極度に密閉された空間を生み出し、活気に満ちた周囲の通路から隔絶されます。この空間の中央にはプロジェクトの記録として、トリーア専門大学と企画に関わった学生たち、さらにインスタレーション本体の完成までを追った簡単な写真が、巻き取り機を使って縦に展示されます。

このブースに象徴される本校の創造力に満ちた雰囲気こそが、この実験的なプロジェクトを可能にし、そこから生まれる限りない成果を追求しようとする意欲を支えているのです。

このインスタレーションは、トリーア専門大学の建築インテリア、建築、さらにインターメディアの各学科による分野を越えた協力と努力の成果なのです。

企画のコンセプトと草案は、建築インテリア学科の学生であるジャン・ウェーバーとエバ・チーグラーの両名によって作成され、このプロジェクトは、産業・展示デザイン学科のインゴ・クラップ教授と、デジタル・デザイン学科のホルガー・ホフマン教授の指導により実現しました。
投稿/クリス・バーンズ
翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨
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