
日本人デザイナーの 吉岡徳仁が 今年5月にソウルのMUSEUM. beyond museumで500個のクリスタル・プリズムでできたガラス窓を展示する。

虹の教会(レインボー・チャーチ)と呼ばれるこのプロジェクトでは、8メートルの高さのインスタレーションが光が屈折することで室内に虹を作り出す。

吉岡徳仁についての記事はスペシャル・カテゴリーを参照。

吉岡徳仁氏からのメッセージは以下。
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虹の教会
「虹の教会」というこの建築プロジェクトのアイディアは私が20代前半だった頃に遡ります。
当時、仕事でフランスを訪れていた私は、ニースの近くにあるヴァンスというコミューン(生活共同代)に行きました。そこで、フランス人画家のへンリ・マティスが晩年に設計したChapelle du Rosaire(ロザリオ礼拝堂)を訪れた私は、礼拝堂がつむぎ出す光の美しさに心を奪われました。

マティスの絵画の特徴である、鮮やかな色彩で描かれた美しいステンドグラスに、南仏の太陽の光が差し込み、マティス色の光で満ちあふれた空間を体験しました。それ以来、自分もいつかマティスのような、光を全身で感じられる建築をつくりたいという強い想いを抱き、夢に見続けてきました。

この夢の建築プロジェクトは、2010年5月からソウルのMUSEUM. beyondmuseumでコンセプト・プラントして、6月末まで展示されます。高さ8メートルにも及ぶステンド・グラスはおよそ500個のクリスタル・プリズムによって構築され、光があたることで空間を虹色に染めていきます。
翻訳/壽藤美智子
Dezeenオリジナル(英語)はこちら。


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