
「House Satiya」と呼ばれるこの住宅の特徴は、傾斜屋根の片側に取り付けられた、三角形の明かり取りである。

白く塗られた煉瓦の外壁と黒いタイル張りの傾斜屋根を使って、古くからある既存の建物に増改築を施した。

写真:Filip Dujardin.

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建築家からの説明は以下の通り。
依頼主の希望は、既存の住宅を大家族用に増改築することでした。

この計画は1930年代に建てられた100平方メートルの作業場を増改築して、350平方メートルの非常に近代的な住宅を建設するものです。

最初の要望は、増築部分を近隣の住宅と調和させることです。(そのために傾斜屋根、黒のタイル、白く塗られた煉瓦などを使用します。)

そしてその要望が、単に室内外の構造だけでなく、特に重要な外壁のデザインも含めて、建物全体の構造に反映されるということです。

その結果、増築部分は建物全体を再生する外壁の役目を果たし、その中に機能を備えた箱のような「部屋」が存在します。

屋外と屋内が調和し、建物の至る所に親近感や豊さが表現されています。

室内から景色を楽しむ上で不可欠な窓は、太陽の移動と同じように、それぞれに異なった風景が楽しめるよう工夫されています。


傾斜を組み合わせた室内外の構造によって、建物全体に躍動感が生まれます。

このプロジェクトのコンセプトを全面に打ち出した黒と白という単純な建物の配色は、居住空間であると同時に、建築としての存在意義を強調します。

House "Satiya"
建築概要:住宅増改築
依頼主:個人

所在地:ベルギー、Kraainem
建築主任:adn Architectures
プロジェクトチーム:David Henquinet、Nicolas Iacobellis、Didier Vander Heyden

延べ床面積:350平方メートル
着工:2006年
完成:2010年1月
写真:Filip Dujardin
投稿/ローズ・エサリントン
翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨
Dezeen記事(オリジナル)はこちら。









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