
ミラノ2010:今週ミラノのSpazio Rosana Orlandiで、BCXSYのデザイナー・デュオ、ボーズ・コーヘンとサヤカ・ヤマモトが日本の建具職人とのコラボレーションによる折りたたみ式のスクリーンを展示する。

ジョイン(接合)と呼ばれるこのシリーズでは、スラットパネルになっている個々の作品が重なり合うところに格子模様が作り出される。

ジョインは、アイントホーフェンのデザイナーが伝統工芸の世界を探る一連のプロジェクト「オリジン」の第一弾となる。

ジョインでは、日本の木工建具職人の名人田中氏とデザイナーが共同作業を行なった。

ミラノ2010の記事はスペシャル・カテゴリーのセクションを参照のこと。

以下の情報はBCXSYから寄せられたもの:
オリジン-パート1:ジョイン
オリジン-様々な背景と領域の伝統工芸を探索
建具-日本の伝統工芸「木工組具」
田中氏-建具職人名人
ジョイン-田中名人とのコラボレーションの結実

ジョインは、3枚の間仕切りによって構成された作品のシリーズです。それぞれの作品は、伝統工芸特有のさり気ない整合性を表現する2枚のフレームを視覚的に重ねて見ることで、従来の建具の美観から逸脱した瞬間を作り出し、伝統工芸では通常使わない角度や形を創り出しています。

作品各々の「結合」部分が従来のプロセスと美観から逸脱していることで、スクリーンが室内の自然な間仕切りとなっています。

作品はどれもが、綺麗で心地よい香りのする「ヒノキ材」から作られています。ヒノキは、腐敗に強く油やワックスを必要としません。

ヒノキは、建具工芸で使われる中では最高級の木材です。ジョイン・シリーズの3枚のスクリーンは、それぞれ8個がリミテッド・エディションとして販売されますが、どれもが田中名人が東京の作業場で手作りしたものです。

田中名人の作品、またその他の作品を見て、私たちは深く心に残る感銘を受けました。この工芸に必要とされるプロセス、究極の技術と精度に感動しました。

それぞれの作品に、建具名人が加える彼独自のひとひねりにも私たちは感銘を受けました。

どのピースを作るにも様々に異なる道具が必要とされますが、特定の作業に対処するその道具はしばしば職人によって特注されます。

建具名人と彼の作品の間には、隠れた対話があります。どの手順にも理由があり、どの模様にも背後にはある物語りがあるのです。

革新的でありながら、しかも工芸の持つ伝統的側面にも敬意を表するというプロジェクトを展開していくことが、我々にとってのチャレンジでした。
翻訳者/ ハートフル・ジャパン 武田浩美
Dezeen記事(オリジナル)は、こちら。

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