

英国、ヨークシャーの崖の側面に埋め込まれたRAF ベンプトン・バンカー(RAF Bempton bunker)を、戦争中の女性たちの役割を讃える博物館に用途変更するという提案である。

バンカーの3m厚の壁を露出させ、空に向かって開放的な一連の中庭を設けるために、バンカーのある敷地内を掘り出すことになる。

ガラス張りの屋根に覆われた部分にはその上を水が流れ、そして過去の戦争での重要な女性たちの名前が彫られた壁を伝い流れ落ちる。

バンカーの一部は崖から突き出て、海を見渡す展望プラットフォームになる。

以下はウィルソン氏からの説明。
RAF ベンプトン・バンカーがあるベンプトンの崖の側面というユニークな場所が対象の敷地です。風化した歴史的に重要であるこの敷地を細やかに改装し再生利用することを提案しました。
『女性・戦争・平和』は女性と戦争という純粋な課題をもった新しくおもしろい博物館になるでしょう。展示空間を歩き回ることで、戦線かつその背後で起こった状況において戦時中の女性たちを通してして勇気をもって目撃されたそして感じられた哀れみ、現実性、恐怖の例証を見ることができます。この博物館は感情的でかつ経験的な空間とディテールを通しての学びの創造を追求します。

中央の凹みの空間においてバンカーを切り開くことで、建築言語はバンカーという保護的避難所とその対照的な危険対象物との間の並列性を伝えます。このプロセスを経てバンカーの3.3メートル厚の壁は剥き出しになり、これによって外部的地下中庭が設けられ、展示体験を経た後の瞑想と静観が可能です。さらに地下を深く差す自然光と次第に露出されていく視界で、全体の体験は断続的に啓発するものとなるでしょう。

過去:主要展示スペースはバンカー内とその周囲に設けられています。そこでは「戦争での女性たち」(バンカーの壁に設置されている)と「家庭での女性たち」(新しい空間形成のためバンカーから突き出ている)の2つの異なる話の本質である説話に焦点を当てています。「戦争前線の背後」である家庭にいながら、「戦時中の女性たち」を支える女性たちの姿を知ることができます。
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この体験は相互関与的な基地、ミサイル格納庫そして親密な人物になるという経験によって保存された資料を通して1914年から2000年までの女性たちの逸話を物語っています。来館者の「不在」を思い起こさせる壁内の仮想感覚的の不気味な環境を含む相対的時の線構造が展示の中心と言えます。
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現在:半地下と中庭空間で体験する「現在」では、主に2000年から現在にかけての戦争での女性たちに関する話が紹介されています。ガラスの屋根を水が流れ、賞賛に値する女性たちの名前を刻んだ壁を伝い流れて空間に入り込んでいきます。その壁の前にあるトンネルは海を見渡す展望プラットフォームを突き出すように崖の表面を貫通しています。
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反映と回想:この展望プラットフォームでは来館者が海を見ながら体験を通じて収集した情報について深く考えます。この空間は部分的に露出されているので、来館者は鳥のさえずりなど聞きながらある種の開放的な感覚を持ち始めるでしょう。
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未来:地上階まで上ると、来館者は敷地を辿って自由に思案しながら、地下空間を新たな見解を持って顧みることができます。提案した展望プラットフォームは空に向かって上がっています、議論を紛糾するこの場所の歴史を一望できるように。
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Cottages at Fallingwater by Patkau Architects |
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